🏠 【家賃を払い続けるのとマイホーム購入、どっちが本当にお得?】
こんにちは。タツケンホーム営業課新人の大西です!西播地域でも「そろそろ家を建てたいけれど、踏み出せない」というご相談をいただくことが増えています。なかでも多いのが、「家賃を払い続けるのと、家を買うのはどちらが得なの?」というご質問。今回は、営業の立場だけでなく、同じように将来を考える一人の生活者として、“損得”だけでは測れないマイホームの価値を、できるだけわかりやすい言葉でお届けします。迷いの背景には、金利・物価・家族計画・働き方など複数の要素が絡みます。だからこそ数字に加えて、毎日の暮らし方や心理的安心といった視点も大切にしながら読み解いていきます。
①家賃は「払っても自分のものにならないお金」
西播地域(たつの市・姫路市など)で2LDKのアパートに暮らす場合、家賃はおおよそ月7〜8万円前後。駐車場や共益費を含めると年間で100万円近くになります。10年間で約1,000万円――これは、実は家を建てるときの頭金や外構費に匹敵する金額です。それだけ支払っても、更新時にはまた同じ金額が必要で、退去すれば何も残りません。この「積み上がらない支出」こそが賃貸暮らしの大きなデメリットだと感じます。さらに、入居時の初期費用(礼金・仲介・クリーニング)や更新料・駐車2台目の追加料金・家賃の定期的な値上がりなど、見えにくい出費が積み重なる点にも注意が必要です。音や生活リズムの違いによるストレス、収納不足でのレンタル倉庫利用など、心理面・生活面のコストも無視できません。
②マイホームの支払いは“自分の未来”への投資
たとえば2,500万円の住宅を35年ローンで組んだ場合、金利1%なら月々の返済は約7万円台。家賃とほぼ同じ金額を払いながら、最終的に自分の資産が残るのが大きな違いです。完済後は住居費が大きく減り、老後の家計の安定に直結します。さらに、住宅の断熱・気密性能や間取り最適化による光熱費・時間コストの削減も見逃せません。家事動線が短い間取りは、毎日の移動を減らし「片付けやすさ」「洗濯のしやすさ」を実感させます。子どもがリビングで学びやすい配置や、ワークスペースの設置による在宅時の集中度向上は、暮らしの質を押し上げる投資。月々の返済=生活の最適化への積立という視点が持てると、購入の意味合いがより明確になります。
③西播地域で叶う「無理のない、ゆとりある暮らし」
西播地域は、姫路への通勤圏でありながら土地価格が比較的安定しているため、広めの駐車場や庭付きの平屋を現実的な価格で叶えやすいエリアです。「子どもが庭で遊べる家にしたい」「車を2〜3台停めたい」「休日は家でBBQしたい」――そうした希望も、地域性を活かした設計なら無理なく実現可能です。南面採光や風の通り道、隣家との距離感、通学路の安全など、“西播ならではの暮らし目線”を織り込むことで、日々の満足度は一層高まります。加えて、地元工務店なら災害時の対応や定期点検の機動力も強み。地域ネットワークを背景にした安心感は、数字には表れにくいけれど、暮らしの土台を確かにしてくれます。
④「買う=不安」ではなく「守るための選択」
マイホーム購入に踏み出せない理由の多くは、「失敗したくない」「将来が不安」という気持ちから。ですが、実際にお客様と接していると、多くの方が“買った後の安心”を実感されています。例えば、音・匂い・時間帯の違いによる近隣ストレスが減ったという声や、更新時期に振り回されずに予定を立てられる安心、子どもの成長や持ち物の増加に合わせて収納や部屋を変えられる自由度など。「帰る場所が自分たちの意思で育っていく」ことは、日常の小さなストレスを確実に減らし、家族の会話や笑顔の回数を増やしてくれます。
- 子どもの成長に合わせて、学習スペース→個室へと柔軟に切替
- 更新・解約の制約がないため、ライフイベントに沿って計画しやすい
- 将来、家族に「帰る場所」と地域コミュニティを残せる
⑤心のゆとりが生まれる“自分たちらしい家”
賃貸時代には「家賃を払うために働く」感覚が強かったというお客様も、マイホームを持った後は「家族で過ごす時間のために働く」という意識に変わる方が多くいらっしゃいます。休日にお子さんと庭で遊ぶ時間や、夫婦でゆっくり食事をする時間――それは金額では測れない、“暮らしの豊かさ”です。さらに、好きな色や素材に囲まれる満足感・片付く設計がもたらす気持ちの余白・睡眠の質の向上など、暮らしの質は連鎖的に上がります。家は単なる「箱」ではなく、行動や習慣を優しく後押しする環境装置。自分たちらしい家が整うほど、毎日の選択がシンプルになり、家族の時間はゆっくりと豊かさを増していきます。
⑥まとめ:「得」よりも「納得」を大切に
家賃とマイホーム、どちらが得かという問いに“唯一の正解”はありません。ただ、「どんな暮らしをしたいか」を基準に考えると、答えは少しずつ見えてきます。数字の比較は大切ですが、朝の光の入り方、子どもの笑顔、家族の会話――そうした毎日の積み重ねこそがマイホームの価値です。西播地域は、無理のない予算で「ゆとりある暮らし」を設計しやすいエリア。迷っている段階こそ、将来像を言葉にしてみるタイミングです。私たちも“新人の目線”で丁寧に疑問に向き合い、数字の裏側にある安心を一緒に整えていけたらと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
