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【実例紹介】 平屋で叶える「将来まで安心の暮らし」

 


【実例紹介】
平屋で叶える「将来まで安心の暮らし」
段差ゼロ・回遊動線で負担の少ない住まい

 

タツケンホーム新築の井口です!

正直、平屋ってめちゃ暮らしやすいです。階段ナシで移動が短く、家事も育児も仕事もスムーズ。「歩数が減る=時間が増える」って、毎日の体感に思った以上に効いてきます。ここでは、たつの市M様邸をベースに、20〜30代の方にも取り入れやすいリアルな設計アイデアをまとめました。言い換えると、未来の自分にやさしい選び方です。

目次

1: ご要望・優先順位

まずは「これだけは外せない」をサクッと整理します。迷いが激減します。

  • バリアフリー:段差ゼロ/引き戸多め/将来の手すり下地
  • 回遊動線:LDKを中心に、行き止まりナシでストレス回避
  • 家事ラク動線:キッチン⇄パントリー⇄勝手口/洗面⇄ランドリー⇄FCL
  • 可変性:子ども室は最初ワンルーム→将来2室化OK
  • 収納の位置:“使う直前に手が届く”場所に小分けで配置

2: 間取りの要点(回遊・家事・将来可変)

(1) LDK中心の回遊

玄関→土間収納→パントリー→キッチン→洗面→ランドリー→FCL→廊下→LDKの回遊ルートが便利です。

  • 家族が同時に動いても渋滞しにくい
  • ベビーカー・大型荷物も最短動線でしまえる
  • 来客動線と家事動線が干渉しにくい

(2) キッチン起点の家事短距離

“濡れ物”と“ゴミ”を短い動きで完結できると、夜がラクです。

  • 食洗機→一時置き→食器棚を最短1歩
  • 分別ゴミは勝手口の直前に定位置

(3) 将来可変の仕込み

可動間仕切り前提で下地・配線を先に準備しておくのがコツです。

  • 将来の壁位置にビスが利く下地
  • 照明・コンセントはどちらの間取りでも成立する配置
  • 在宅ワーク用に半個室ヌックの選択肢も◎

3: 片付けが続く収納計画

ポイントは「近い・浅い・仕切る」の3つです。量を増やすより位置と使い勝手で勝ちます。

  • 玄関:土間収納+濡れ物ハンガー。アウトドアやベビーカーの仮置きOK
  • リビング:オープン棚は見せる物だけ。生活感は扉内へ避難
  • ランドリー:“干す→畳む→FCL”が90度以内の回転で完結
ミニTIP:深い収納は“置きっぱ”の温床に。浅い+仕切るほうが結局は片付きます。

4: 1日の動線シミュレーション

平日朝:起床→洗面→朝食準備→食器は食洗機→ゴミは勝手口すぐ→洗濯→そのまま物干し→FCL収納→出発。全部が“横移動”で完結します。

休日:玄関土間で準備→デッキとLDKがつながって、屋内外を回遊。片付けも通り道で完了します。

5: お施主様の声

「家事が“ついで”に片付くようになりました。段差がないので、子どももお年寄りも安心。どこにいても家族の気配がほどよい距離感で感じられて、毎日がちょっとラクです。」

6: まとめ(チェックリスト)

  • 収納は使う直前の位置にありますか?(量より位置)
  • 可動間仕切り前提の下地・配線を仕込んでいますか?
  • 玄関〜パントリー〜キッチンの“帰宅ルート”は最短ですか?
  • ランドリー→FCLは90度以内の動きで完結しますか?

おわりに

平屋は、派手さより“毎日のラクさ”に効く選択だと思っています。段差ゼロでつまずかない、回遊動線で渋滞しない、収納は使う場所の直前に。歩数が減る=時間が増えるので、家事も趣味も家族時間も、ちょっとゆとりが生まれます。

「今の自分」だけじゃなく「5年後、10年後の自分」にもちゃんとやさしい。そんな設計ができるのが平屋の良さです。もし少しでも「いいかも」と感じていただけたら、図面より分かりやすい体験をご用意します。

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